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七夕その①  索餅(さくべい)

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七夕にいただくものといえば素麺。
その素麺(そうめん)のルーツは「索餅(さくべい)」と言われます。
索餅はお菓子とも麺だとも言われ、いったいどんなもの!?
と思い描く日々、
香川県の金刀比羅宮では旧暦の7月7日に索餅祭が齋行され
小麦粉と米の粉を練って縄の形にねじり油で揚げた索餅を供えるそうです。

ちょうど七夕の前日、子供の学祭に行ったときのこと、
学生の作ったチュロスを食べ衝撃を受けました!
これって索餅っ!帰って早速チュロスのレシピを検索したところ
索餅とチュロスの作る工程は違っていたのですが材料はほぼ一緒。

索餅とチュロスの大きな違いといえば水分量だけ。
チュロスは水分が多いので絞り袋に入れた生地は星型の口金で絞り出さないと
火の通りが悪くて爆発するそうです。だからあのスジの入った形なんですね~
星型!七夕にぴったりなので、索餅をチュロス風に作ってみることにしました。

*索餅+チュロス*

・小麦粉(中力粉)    100g
・米粉            50g(チュロスの場合は全部小麦粉で)
・塩             小さじ1/2
・砂糖            大さじ2
・水             200cc

[チュロスの作り方で]
1.鍋に粉以外の水・塩・砂糖を入れ沸騰させる。
2.火からおろし粉類を一気に入れ手早く混ぜる。
3.餅のようになったら星形の口金をつけた絞り袋に入れ
クッキングシートに絞り出す。
  (棒にかけた糸のイメージで絞り出してみました。)
4.クッキングシートは個々に切り離しておき
  熱した油に、クッキングシートごと入れる。
5.きつね色に揚げ、油を切って出来上がり。

[索餅の作り方で]
1.上の材料で水を半分の100ccに置き換え
  ボウルに水以外の材料を入れ、
  そこに少しずつ水を加えてこねていきます。
2.ひとまとまりになったら10gに分割。
3.10gを細長く伸ばし、2本で縄のように編む。
4.熱した油に入れ、きつね色に揚げ、油をきって出来上がり。

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平安朝の初めまでに輸入された唐菓子8種・果餅14種に索餅も含まれていました。
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秋田にも索餅らしいものを見つけました。
かりんとうで有名な角館ゆかり堂製菓の 曳綱かりんとう
かりんとうのようなクッキーのようなコリコリした美味しい食感。

さてチュロスのルーツはといえば
スペイン発祥説とポルトガル発祥説があるようです。
スペイン説は、羊飼いがパンの代用として簡易にできるチュロを作り始め
形がナバホ・チュロという羊の角に似ていることからチュロという名前になったという説。
ポルトガル説は、16世紀初頭にポルトガル人が明から持ち帰った揚げパン「油条」を模してチュロが作られ始め、その後スペインにも広まったという説。
「油条」は膨らし粉を入れるので、私はチュロスとは別物という気がします。

西洋と東洋と菓子の接点はないものか探っていると
『紀元前11世紀後半エジプト、ラムセス3世の墓に製パン施設の壁画があるという。「ウテント」という渦巻き状の揚げ菓子の他、14種類の菓子があったことが分かっているらしい。』
という記事を見つけました。
上に書いた索餅も含まれていた果餅14種の中に「ウテント」によく似た「糫餅(まかりもち)」というものがあり、
索餅もチュロスもおおもとは一緒なのかもしれないなと思うのでした。



源氏物語コチラのサイト索餅についてよくお調べになっています。
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by muumimamman | 2014-07-09 15:52 | 食べもの
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