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お米の学習会

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毎日食べているお米のことなのに あまりよく知らないなと思い
お米の学習会を聞きに小学校に行ってきました。
講師は「お米マイスター」。
(お米マイスターとは、お米の特徴を見極め、精米技術を活かして、よりおいしいお米を提供できる街のお米博士。お米の食文化や、日本の米つくりの大切さを消費者に伝えています。)
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ごはんの栄養などを学習した後、実際にもみすりと精米を体験します。
生徒が育てた稲はとても収穫量が少なかったので、
お米マイスターが用意してきてくれたお米を使いました。
・稲穂を割りばしではさんでしごくと「もみ」がとれます。
・「もみ」はすり鉢などですり、息を吹きかけてもみがらを吹き飛ばします。
・もみがらを取った玄米をビンに入れ棒でつきます。
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目標は5分づき・・・20分経ってもなかなか5分づきまではいきません。
・何度かふるいにかけ「ぬか」を取りのぞいていきます。
 じょうごを使いふるった米をビンに戻し再度つきます。
白米にするにはどんなに根気のいる大変な仕事か!
今では玄米を買っても精米所の機械で数分で精米できますが、
機械の無い頃はこのように精米していたのですね。
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お米の食べ比べ。上が五分づき米、左が黒米(古代米)、右が白米。
五分づきは噛み応えがあり、黒米はプチプチした食感、白米は淡雪こまちという
品種であきたこまちよりモチっとしていました。
どれも違った美味しさ!
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赤米と黒米の稲穂。初めて見ました!とてもきれい。
最近では違う色の稲穂の稲を植えて田んぼアートしている地域もあるそうです。
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受講した生徒たちは認定書とバッチをいただきました。

玄米の状態で無農薬のものではない普通に売られているものでも
食べて大丈夫か聞いてみました。
(私が高校生位の頃から母が体質改善のため圧力鍋で玄米を炊くようになりましたが、
農薬の心配をしていたことを思い出し、私も未だ半信半疑食べているので)
日本の国で定めている農薬の量なら人体に害は無いそうです。
玄米を中心とした食生活している人はやはり有機栽培や無農薬の玄米を選ぶそうです。
発芽玄米についてもお米マイスターは、売られている発芽玄米の腐敗臭が気になる場合は
玄米を水につけて2・3日間、数回水を入れ替えれば発芽玄米ができるので、
自分で作ることを勧めていました。
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生徒たちはお土産に新品種の「淡雪こまち」をいただきました。
秋田市で試食したのがその日初めてだったそうです。
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その晩早速炊きました。なんでこんなにもちっとしているんだろう!といった食感。
こどもたちもよーく味わって食べていました。
お米をより身近に感じた日になったのではないでしょうか。
日々パワーを齎してくれるお米に感謝です。
by muumimamman | 2007-11-10 23:36 | 食べもの
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