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カテゴリ:美術( 5 )

真珠の首飾りの少女

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お盆休み実家に帰省した際、
国立西洋美術館で開催されている『ベルリン国立美術館展』観てきました。
フェルメールの”真珠の首飾りの少女”も初来日!

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空気や光、その場にいるような臨場感を
味わえました。
はじめ”青衣の女”と同じように背景に地図を描いていたものが
製作段階で消されたようです。

「学べるヨーロッパ美術の400年」と副題にあるように
1400年代~1800年代の絵画、彫刻、素描、タピスリー見ごたえありました。
ギルランダイオの衣紋習作素描、ボッティチェリの素描も美しかった!

”クラインマイスター:16世紀前半ドイツにおける小画面の版画家たち”
も同じチケットで観覧できました。
虫眼鏡が置いてあるほど小さい版画。
銅板を削ってインクを詰めて刷るエングレーヴィングという技法。
細かい細かい作業に見入ってしまいました。

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東京都美術館では『マウリッツハイス美術館展』開催しています。
時間がなくこちらは行けませんでしたが、
夫は朝一出かけ両方の真珠の少女観てきました。

”真珠の首飾りの少女”の’耳飾り’と
”真珠の耳飾りの少女”の’耳飾り’同じもののように見えます。
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by muumimamman | 2012-08-17 12:32 | 美術

フェルメール 光の王国展 in Akita

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秋田市にぎわい交流館「AU」
フェルメール展を8月2日(木)から8月17日(金)まで開催しています。

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フェルメールの全て37点の作品を一堂に鑑賞出来る!
もちろん本物ではありませんが、
図録から等身大の絵が飛び出して、年代を追って鑑賞出来るのは
面白い試みですごいことだと思いました。

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会場内には久石譲がフェルメールからインスピレーションを受けて
作曲された音楽が流れていました。
ジブリの久石譲の音楽は大好きです。
ヴァージナル、リュート、ビオラダガンバなどの古楽器が
数多く絵に登場しているので、会場内に古楽器の演奏が流れていたら
もっと雰囲気を味わえたな~とも思いました。

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「AU」の隣は新県立美術館。

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向かいには旧県立美術館。

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蓮の実も出来てきました。
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by muumimamman | 2012-08-09 13:15 | 美術

フェルメール in 仙台

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『フェルメールからのラブレター展』 宮城県美術館

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穏やかな静かな絵はいくら沢山の人がいても
その世界に引き込まれる強い力を感じ、
これがフェルメールパワーなんだと思いました。

「手紙を読む青衣の女」は修復後、オランダ本国に先駆けて日本で初公開!
修復によって黄ばんだワニス、詰まった汚れ、
古い時代に行われた補彩の絵の具が除去され、
本来の「フェルメールブルー」が甦った絵。

この時期に東北の仙台で開催される特別な意味を
今回公開された3作品の所蔵3美術館
・アムステルダム国立美術館「手紙を読む青衣の女」
・ワシントン・ナショナル・ギャラリー「手紙を書く女」
・アイルランド・ナショナル・ギャラリー「手紙を書く女と召使」
からの震災復興を強く願うメッセージだと知りました。

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出発した朝秋田ではかなり雪積もっていましたが・・・
仙台の空は快晴。
遠くでも存在感の在るボテロ。

********************

『ボタン研究所』@仙台
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仙台に来たもうひとつの目的
yutoriko』での『ボタン研究所』作品展

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ガラス、陶磁器、木工、刺繍、刺し子、などなど
様々な素材で出来たボタンが集まっていました。
秋田の作り手も沢山!
場所が変わっても変わらない作品群に
懐かしい気持ちさえおきました。

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会期は 12/9(金)~12/14(水)12:00~18:30(最終日17:00まで)

店内にはレターセット、シーリング道具、店主のセレクトした素敵な雑貨があり、
手紙にかかわるものが揃うお店です。
「フェルメールのラブレター展」を見て、「yutorico」さんで手紙を書く!
なんてコースとても良い発見だと思いました。
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by muumimamman | 2011-12-11 17:25 | 美術

平野政吉美術館 と 藤田嗣治

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        「秋田の行事」1937年 365×2050cm のごく一部
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        「今日は文化の日で平野政吉美術館無料で観覧出来るようですよ。」
        とお電話をいただいて、いつでも見に行けると思って
        なかなか足を運ばなかった平野政吉美術館に行ってきました。

     階段を登って、左側の入り口を入ると、目前に「秋田の行事」はあります。
     想像以上に大きい!!!
     70年経った今も描かれた秋田杉?の木材が新しそうです。
     20年前 生誕100年記念のレオナール・フジタ展を東京で見ましたが
     細かいところまで描きこんでいて・・・その印象からすると、
     こんなに大きな作品を描ける画家には思えませんでした。
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                   藤田嗣治(1886-1968)
           73歳の時にカトリックの洗礼を受け’レオナール・フジタ’へ。

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        なぜこんな大作が秋田に・・・?
        一昨日知人から「平野政吉ってお殿様で、お屋敷に帰ってくると
        太鼓が鳴ってお出迎えしたって おばあちゃんが言ってましたよ。
        そういえばすごいお屋敷も見覚えあります。」と聞いて
        平野政吉とはどんな人物なのかととても興味を覚えたところでした。
        美術館を出てすぐ隣にある図書館・明徳館にいって
        平野政吉について書いてある本を探してみると・・・↑上の本を発見。
        まさにこの「秋田の行事」がどういう経緯で描かれたものなのか、
        また平野政吉という人物について分かりました。
        
        (わたしの知りたかったことをかいつまんで・・・)
        平野政吉(1895-1989)は米穀商・金融業を兼ねる
        大地主の3代目の長男。
        昭和11年秋田に訪れたフジタ歓迎の宴の席で3代目政吉は
        フジタに面と向かって世界一大きい絵を描いてもらうよう挑発する。
        フジタは挑発に乗り、
        政吉は自家の二十八棟あった米蔵のうち一番大きな蔵を改造して
        フジタのアトリエにし、フジタが筆を下ろしてから174時間15日間で
        横20.5メートル・縦3.65メートルの大作を完成させる。
        蔵の中で枠を組み立てカンヴァスに固定して描いたため
        屋外に出すのも至難の技で、蔵を壊すしか手立ては無いほど。
        こうして描かれた「秋田の行事」は 完成してから30年後
        戦後20年後の1967年5月5日平野政吉美術館が開館して
        初めて日の目を見る。
        この絵のために政吉は家百軒はゆうに建つ金額を費やした。
        この後政吉とフジタは生涯友好があった。

        政吉はとにかく誰よりも先に新しいものを手に入れたい気質で
        バイク・車・飛行機など手に入れています。
        政吉の形振りは当時反感をかう事も多々あったのだろうな~
        と思ってしまいます。
        そして電話もまっさきに設置し、電話室もあったそうです。
        2000年にお屋敷もろとも取り壊され今では見れないのが残念です。
        2000年といえばちょうど我が家が秋田に来た時。
        図書館で当時の写真があればと思ったのですが
        見つけられませんでした。
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                 「台所」1940年              
         わたしはどちらかといえばフジタの特徴的な人物画より
         フジタの数少ない静物画の方が好きです。
         「秋田の行事」と「台所」を見にまた訪れたいと思いました。
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by muumimamman | 2007-11-03 21:41 | 美術

ベン・シャーン展

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          ベン・シャーン(1898-1969)は 私の敬愛する画家の一人です。 
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          画集は何冊かもっていますが、原画を観るのは初めてのこと!
      プリントされた線ではなく、本物の線を観たらなんだかぞくぞくっとしました。 

      展示では 初期の頃の作品にセザンヌ、マチスの影響が色濃く見えますが、
      だんだんとベン・シャーンにしか描けない独特の線になっていくのが分かります。 
      社会問題をテーマにした絵が多く、忘れてはいけない過去の歴史
      をあらためてメッセージとして受け止める事が出来ました。
      古代楽器を奏でる人物像を描いた『ハレルヤ・シリーズ』
      実物を見ることができて嬉しかった。
     
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        家にある言葉遊びの本(↑右)には、ユーモアのセンスを感じ、
        思わず笑ってしまう絵があります。
        そういった絵も展示してくれたら、もっとベン・シャーンの
        魅力が伝わるのではないか とも思いました。
        
        が、今回展示されたベン・シャーンの作品200点あまりを所蔵する
        丸沼芸術の森って!?興味が沸きます。
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by muumimamman | 2007-04-26 22:20 | 美術