オランダ出身のジャーニーヌ・ヤンセン。
BSで放送していた運河でのコンサートを聴いて、
夫とともに気に入った若きヴァイオリニストです。
初夏の風を受けて弾いているヤンセンも
船上の観客も気持ちよさそうで、至福の時を過ごしている
様子が伝わってくる印象的なコンサートでした。
このCDはちょうど一年前の秋に録音されたものです。
メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲もいいのですが
ヴィオラによるブルッフの曲もいいのです。
深みがあって温かくて、楽しくて力強い、エネルギーに溢れていて、
ヴァイオリンやヴィオラでここまでそう感じさせてくれる
演奏家ってなかなかいないと思います。
今日は秋田市小学校器楽祭がありました。
1部と2部は器楽合奏
3部は管楽合奏
器楽合奏は アコーディオン・リコーダー・ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)
木琴・鉄琴・パーカッション・キーボードなどで合奏されます。
この音色が久石譲(「魔女の宅急便」など)や
スピッツ(「空も飛べるはず」)の曲にぴったり!
ある小学校はベートーベンやラプソディー・イン・ブルーを!
これらの曲をリコーダーやアコーディオンで演奏してみようという
挑戦・・・のだめカンタービレの影響力はすごい力を齎していました。
ラプソディー・イン・ブルーの最後はピアニカの合奏でしめくくり。
わが小学校の管楽合奏も昨年より上達したような気がしました。
時々映画「スウィングガールズ」をみて士気を高めている娘です。
技量はともあれ合奏する楽しさは本人たちはもちろんのこと
聴衆にも伝わってきて、温かい気持ちになる楽しい器楽祭でした。